乾燥肌化粧品の正しい使い方

乾燥肌の原因は皮膚の角質層の水分不足であります。

 

通常、正常な角質層の水分含有率は30%程度ですが、10%を下回ると乾燥肌の症状が現れます。

 

角質層の水分を浮かべているのは天然保湿因子であるアミノ酸の要素や乳酸などの水溶性低分子であり、皮膚の中に存在する水分と水溶性分子を引き寄せます。

 

水分が減少すると脂質や自然保湿因子を作る酵素が活性化されないので、乾燥肌は肌をより乾燥にさせ、脂質が不足になった肌のバリアは自然に崩れて自然保湿因子も減少します。

 

したがって、乾燥肌にはクリームなどの化粧品で肌に十分な水分や栄養を供給させる必要があります。

 

乾燥肌の管理としてはまず、洗顔が基本であります。

 

水はぬるま湯を使用し、洗顔料は肌の細胞と同じpH7程度の製品を使用すると皮膚の刺激を減らすことができます。

 

洗顔後は美容液やクリームなどの化粧品を十分になじませます。

 

化粧品は肌が必要とする成分であるアミノ酸やミネラル、ビタミンなど、細胞の基本的な成分やEGFなどの活性成分が十分な量で含有されている場合、複数で段階的に使う必要がなく、二つくらいで十分であります。

 

また、朝、夕方に化粧品を塗る時はマッサージをしながら塗ると血液の循環が促進され、より効果的であります。

 

このように乾燥肌には適切な化粧品の選択や正しい使い方によって、より良い効果を得ることができますので、これまで使っていた化粧品を再び点検してみる必要があります。

 

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